公開対談「世界の仏教と浄土真宗」─仏教は英語で学ぶと分かりやすい！？─
世界的な「セキュラーな仏教（everyday life 生活仏教）」のティーチャー（講師・作家）として知られるイギリス人のスティーブン・バチェラーさんの訪日を記念し、アメリカ人で浄土真宗の研究者で僧侶でもあるケネス田中師との対談がここに実現。世界的な視野でそれぞれの人生を通じて仏教を探究してきたお二人が英語で語り合うエキサイティングな対話に、耳を傾けてみませんか？「仏教は英語で学ぶと分かりやすい」としばしば言われますが、ふだんお寺で聞くのとはまた違った仏教の味わいに出会えるかもしれません。※逐次通訳あり
なお、この対談は、親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要の一環として、築地本願寺と武蔵野大学の共催でおこなわれます。
入場無料、予約不要、逐次通訳もございます。ぜひ皆さまこの機会をお見逃しなく、お気軽にお越しください。
◇世界の仏教と浄土真宗
対談：ケネス田中 × スティーブン・バチェラー
日時：2023年11月26日（日）開場17時・開会17時30分・閉会19時10分（予定）
場所：築地本願寺 本堂（アクセス：https://tsukijihongwanji.jp/access/）
※入場無料 ※予約不要
◇チラシ/Flyer
日本語版：https://camphortreevillage.com/web/wp-content/uploads/2023/11/web_Japanese.pdf
English version：https://camphortreevillage.com/web/wp-content/uploads/2023/11/web_English.pdf
─お問い合わせ先─
築地本願寺コンタクトセンター
0120-792-048（全日9:00-17:00）
対談者プロフィール
ケネス田中
武蔵野大学名誉教授
1947年山口県生まれ。日系二世の両親と10歳で米国へ移住。カリフォルニア州シリコンバレーで育ち、スタンフォード大学とカリフォルニア大学(仏教学・哲学博士)で学び、1978年に西本願寺で得度。米国仏教大学院大学と武蔵野大学での教授を歴任し、現在は武蔵野大学名誉教授。2017年、第27回中村元東方学術賞を受賞。2018年にはテレビ番組「こころの時代」に出演。
主な著書に、『中国浄土教の暁 ― 浄影寺慧遠の「観無量寿教義疏」』(ニューヨーク大学出版)(英語)。『真宗入門』(法蔵館)。『アメリカ仏教 – 仏教も変わる、アメリカも変わる』(武蔵野大学出版)、『アメリカ流 マインドを変える仏教入門』(春秋社)、『智慧の潮 ̶ 親鸞の智慧・主体性・社会性』(武蔵野大学出版)など。著書は日本語、中国語及びポルトガル語に訳されている。
スティーブン・バチェラー
Bodhi College創設者、仏教講師・作家
1953年イギリス・スコットランド生まれ、ロンドン育ち。1972年にインドへ移住し、チベット仏教、韓国における禅での修行、ヴィパッサナー瞑想にも触れる機会を持つ。1974年、Geshe Ngawang Dhargyey師の元で出家し、チベット仏教を学ぶ。1981年に韓国へ移住し、クサン・スニム老師の禅院に入る。その後、いくつかの国を訪ね、イギリスに戻る。シャーファム財団やガイア・ハウスなどでの活動を経て、2015年にBodhi Collegeを創設。欧米におけるセキュラーな仏教の普及に大きな影響を与えている。主な著書に、『信じるところのない仏教』(1997年)、『マーラ・悪魔と共に生きる』(2004年)、『絶対を信じない仏教徒の告白』(2010年)、『仏教のあとに:現代に即した仏法を再考する』(2015年)、『これは何か?恁麼 現代人のこころための古の問い』(2019年, Marine Bachelorとの共著)、『一人でいるというアート』(2020年)などがあり、新刊を準備中。日本語訳書としては『ダルマの実践』(四季社, 2002年, 藤田一照訳)があり、原著は1998年『Buddhism without Beliefs – a contemporary guide toawakening -』である。