『ブッダ・ダルマ作品集』を公開します
ブッダの説いた智慧を、「仏教」という主義主張から離れ、ブッダ・ダルマ（「仏法」）として世界中の誰にも開かれたものにするために、カンファ・ツリー・ヴィレッジでは、多様な声を “ブッダ・ダルマをめぐる作品” として集めたいと思っています。
その第一声として、武蔵野大学100周年記念事業として立ち上がったプロジェクトの運営委員3名が作品を著しました。
（*西本作品および松本作品の英語版は近日公開予定） → 6/1に公開しました
ぜひお読みください。
◇「ブッダ・ダルマ宣言」
この宣言は、カンファ・ツリー・ヴィレッジや、ブッダ・ダルマをめぐる各作品の根幹をなすものとして宣べられました。『作品集』の序文として位置付けられ、「Buddha Dharma」ページにも掲げています。
◇石上智康
「ブッダ・ダルマ覚え書」（日本語版）
「Notes on Buddha Dharma」（English version）
石上智康
Chiko Iwagami
浄土真宗本願寺派総長。1936年東京生まれ、東京大学印度哲学科修士課程終了。龍谷大学の理事長も務める。財団法人全日本仏教会理事長、日本宗教連盟理事、文化庁宗教法人審議会委員などを歴任。最新著作は『増補版 生きて死ぬ力』（中央公論新社）
◇西本照真
「カンファ・ツリーの声に耳を澄ます」（日本語版）
「Listening to the Voice of the Camphor Tree」（English version）
西本照真
Teruma Nishimoto
武蔵野大学学長。1994年に東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程を単位取得後退学。1996年に博士（文学、東京大学）。1997年に武蔵野女子大学（現 武蔵野大学）文学部人間関係学科専任講師に就任。武蔵野大学附属幼稚園長、学校法人武蔵野大学理事、武蔵野大学人間関係学部（現 人間科学部）学部長、同大学大学院仏教学研究科長等を歴任。 著書に「三階教の研究」「『華厳経』を読む」等多数。
◇松本紹圭
「風土に溶け込むブッダ・ダルマ」（日本語版）
「Buddha Dharma embedded in the Ambience」（English version）
松本紹圭
Shoukei Matsumoto
僧侶/Ancestorist。東京大学哲学科卒、インド商科大学院（ISB）MBA。世界経済フォーラ
ム（ダボス会議）メンバー。株式会社Interbeing代表取締役。武蔵野大学客員教授。未来の
住職塾の立ち上げ、現在まで講師を務める。著書『お坊さんが教えるこころが整う掃除の
本』、翻訳書『グッド・アンセスター わたしたちは「よき祖先」になれるか』等。